介護ニュース

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訪問看護が解禁されました

いくつかの受け入れ要件がございます。

一言でいえば外国人が不安なく働ける環境を整備できるかどうかということです。

受け入れ要件

(1)研修の実施

利用者・家族の生活習慣や利用者の状態に配慮したサービスの提供を可能とするため、以下の内容を含む研修を行うこと。

◯ 訪問系サービスの基本事項や生活支援技術など利用者宅で実施する事項

◯ 利用者・家族・近隣とのコミュニケーション(傾聴、受容、共感など含む)

◯ 日本の生活様式

◯ 緊急時の連絡方法や連絡先の事前確認など、不測の事態や緊急時を想定した研修

(2)一定期間の同行訪問などOJTの実施

外国人が訪問系サービスを1人で適切に提供できるよう、一定期間、サービス提供責任者や利用者担当の先輩職員が同行するなど、必要なOJTを行うこと。

(3)外国人への丁寧な説明と意向確認、キャリアアップ計画の策定

以下の対応を行うこと。

◯ 業務内容や注意事項などを外国人にあらかじめ丁寧に説明し、その意向を確認する

◯ 本人と十分にコミュニケーションをとったうえで、外国人が習得すべき技能や目指すべき姿を明確にしたキャリアパスを構築するとともに、その実現に向けたキャリアアップ計画を外国人と共同して策定する

◯ 策定したキャリアアップ計画は当該外国人とも共有する

(4)ハラスメント対策

以下の対応を行うこと。

◯ ハラスメントを未然に防止するための対応マニュアルの作成・共有、管理者らの役割の明確化、ハラスメントが発生した場合の対処ルールの作成・共有、利用者・家族への周知

◯ ハラスメントが実際に起こった場合の対応として、当該ルールの実行、外国人が相談できる窓口の設置やその周知

(5)現場で不測の事態が発生した場合などに対応するためのICTの活用を含めた環境整備

以下の対応を行うこと。

◯ 緊急時の連絡先や対応フローなどをまとめたマニュアルの作成

◯(1)の緊急時を想定した研修の実施

◯ 緊急時に他の職員が駆けつけられる体制の確保

◯ サービス提供記録や申し送りについて職員全員で情報共有する仕組みの整備

上記対応については、業務負担の軽減や不測の事態が起きた際に適切に対応できるようにする観点から、コミュニケーションアプリの導入などICTの活用が考えられる。

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