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厚生労働省が28日発表した3月の近畿2府4県の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント低下し1.20倍だった。低下は3カ月連続。有効求人数と有効求職者数はいずれも前月から減ったが、減少幅は求人数の方が大きく、倍率を押し下げた。
主要産業の新規求人では、前年同月比で宿泊業・飲食サービス業は7.8%減、製造業は3.5%減、教育・学習支援業は15.5%減だった。一方、卸売業・小売業は8.7%増えた。
総務省が同日発表した近畿の3月の完全失業率(原数値)は前年同月比で0.3ポイント上がって3.1%、完全失業者数は4万人増の34万人だった。(日経電子版 参照)